阿武隈山地
高鈴山
2015年12月16日(水)
”高鈴山(623.3m) 山頂で全員集合
10月のような暖かさでした。”
[概要]
高鈴山は阿武隈山地の南東端にある。先月登った助川山から直線距離で約4.5kmに位置し 茨城県北東部を代表する里山で高鈴県立自然公園になっている。
ずいぶん昔(50年程前)に登った時は頂上付近に木は殆どなく、周囲の見晴らしは大変良かったが 現在は灌木が大きく育って東側の眺望は得られないが 冬の晴れた日には、南から北西方向は那須、日光方面の山々が眺められる。
今回は15名が参加し八起会ハイキング同好会の本年末の締めくくりとして初冬のハイキングを楽しんだ。
[メンバー] :ハイキング同好会員15名
[山域&山名]:阿武隈山地南端(茨城日立)、高鈴山(623.3m)(GPS計測累積標高480m,延べ距離 8.4km)
[天候 ] :晴れ
[行程 ] :向陽台登山口 10:00 - 高鈴山(11:40-12:10) - 御岩神社13:40 - 向陽台14:20
本山のトンネルを越えたところが向陽台で、広い駐車場がある。それぞれに誘い合って車を乗り合わせて集合。
”平井さんからこの山の説明と、注意事項などの朝礼を行う。
この後準備体操をして身体をストレッチ。”
10:00 向陽台出発
最初は向陽台の脇を通る舗装された旧道を遡る形で進む。
”歩き始めは舗装路を行く。まだ余裕しゃくしゃく。”
今日も先月と同様に季節外れの高い気温で、歩き始めてすぐに汗をかき、ウェアの調整をする。 どうやらこのハイキング同好会は好天に恵まれるようだ。
”少しづつ登山路は急になってくる。”
御岩山付近に見晴らしの良いスポットがある。またこの辺はパワースポットとして最近大変な人気の場所でもある。
”御岩山付近から見たきららの里方面。”
”同じく180°パノラマ写真”
”更に先に行くと、常陸風土記にあるカビレの峯の標識がある。
ここでまず全員写真を。カビレの漢字がややこしくてパソコンが書いてくれません。”
あと1kmの標識を過ぎるとアップダウンは少なくなり、そのうちに異様な塔が視界に入ってきた。 これはかなり遠くからも見えたものだが 正体は?
”国土交通省が建てた雨量観測塔である。 こんなものをこの自然公園の頂上に建てた方もそうだが
許可した茨城県も情けない。景観を損なう全く無粋な異物である。”
やがて平坦な高鈴山に到着。 既に到着している他の登山者たちがあちこちで昼食をとっていた。
11:40 高鈴山
標高は623.3m である。先月登った助川山よりは300mも高いが余り実感は湧かない。 スカイツリーと同等だと聞くと納得する。
”12月とは思えないような暖かい日射しを浴びて全員写真。
皆さんにこやかに。全く疲れを感じさせませんね。”
”奥久慈方面を眺める。男体山の特長ある形も見える。
真冬の晴れた日には那須、日光の白く輝く山々が眺められるんだが。”
”暖かい日射しを浴びて楽しい昼食。
ゆで卵16個、そのほかにスイーツなど沢山担いできて戴いた方に感謝。”
ゆっくり休んだあとは下山開始。おにぎりの他にいろいろおなかに詰めてザックは軽くなり、 その分重くなった身体を持ち上げて再びスタート。
”御岩神社への分岐で行先を審議(?)します。 さてどのコースを辿るか。
皆さんまだまだ元気。御岩神社経由で下山することに決定。”
杉の大木の中に付けられた急な登山道を注意しながら一歩一歩下って行く、やがて社が見えて奥の院に到着。
”奥の院でお参り。 パワースポットのご利益を私にもどうぞ・・・・・”
”奥の院にかまえる狛犬。 なかなか威厳のあるもので頭に帽子のようなコケが。”
ここまで下ればあとは厳しい道はありません。回りのいろいろな神様達に頭を下げながら下ります。
”こうしてパワースポットの御岩神社に あふれるばかりのお願いをして
向陽台へ向かいます。”
14:20 向陽台
休憩時間を含んで4時間半弱。最後 舗装道のだらだら登りが少し疲れましたか。 しかし良く歩きました。そして地元にこれだけの素晴らしいコースがあったことを改めて認識しました。
今回のコース
”今回のGPSのログ” (赤:登り、青:下り)
今年最後のハイキングはこうして楽しく歩き、終了しました。また来月をお楽しみに。
来月は1月20日神峰山です。ハイキングのあとは きららの里で八起会の新年会をすることに決定。