阿武隈山地
真弓山
2016年 2月17日(水)
”真弓神社で全員集合”
[概要]
阿武隈山地の南東端の尾根が平野へ接する地点が風神山で、それから3kmほど北に位置するのが真弓山である。
この両方の山は高鈴県立自然公園に属し、 12月に登った高鈴山は真弓山から北方約8kmに位置し ている。
1月は天候不良で中止になったので、今回が八起会の本年第1回のハイキングとして 15名が参加し厳冬期の里山歩きを楽しんだ。
[メンバー] :ハイキング同好会員15名
[山域&山名]:阿武隈山地南端(茨城日立)、真弓山(305m)、風神山(242m)(GPS計測累積標高770m,延べ距離 12km)
[天候 ] :晴れのち曇り
[行程 ] :山側道路駐車場 10:10 - 風神山 10:45 - みはらし台 11:28 - 昼食地(12:30-12:55) - 真弓神社(13:40-14:05) - 下山 15:50
山側道路の森山橋北の交差点脇にある駐車スペースに集合。
”森山橋北の交差点脇の駐車場に集合し、
準備体操をして身体をストレッチ後出発。”
10:10 山側道路駐車場出発
一般ルートは日研の裏を通る舗装道路であるが、今日は駐車場から風神山への最短距離の登山道を登る。
今日一番の急登ルートをいきなりであるが、ゆっくりとエンジンを温めながらの感じで上へ進む。
”標高差100mを一気に登ると周りが開けてヤレヤレ。早くも上着を脱ぐ。”
風神山手前の駐車場で2名の方と合流して、いよいよロングルートの歩き開始である。
Docomoの電波塔を右に見て暫く進むと風神山へ到着する。
”風神山(242m)でひと休み。”
”江戸時代に建てられた風神像がある。”
”風神雷神の由来説明。”
風神山を過ぎると、この山特有の歩き易くアップダウンの少ないトレッキングコースになり、隣同志の話が弾んで なかなか足が前に進まない。
やがてこのコースの中間地点の みはらし台 に到着して小休止。ここまで歩き始めてから1時間15分。コースタイムの 約2倍のゆっくりペースの歩きで、身体もだいぶ慣れて来ました。
”パノラマ写真(東海、水戸方面、遠く筑波山も見える) クリックすると拡大画像になります。”
”周りが刈払われて遠望のきく 見はらし台”
”前方の土手下から見た皆さんの姿”
休憩して鋭気を養った後は快調な歩きを再開。ここから少しアップダウンが出てくる。
”ちょっと急な坂を登る。”
やがて重要な二股に差し掛かった。これまではどちらを進んでも本道に合流したんだが、その地点はそうではなかった。
”この左の道を進むべきが、右へ入ってしまった。
この写真は帰りに撮影したもの。”
行けども行けども合流しない。約20分ほどして道を間違えたことが判明した。 既に12時をとうに過ぎているので がさ藪の中で昼食にする。
後でGPSのログを見たら、何と方角が90°ずれて、塙山団地の近くまで進んでいたようです。
”大反省”
”がさ藪の中で昼食を。この時間になったら急に寒くなってきた。
少しでも日が当たる所を選んで休む。”
十分に休憩し、お腹もいっぱいになったところで歩きを再開し、正道(?)に戻り、やがて真弓神社に到着。
13:40 真弓神社
この神社は平安時代の初めに坂上田村麻呂が征夷大将軍として奥州征伐した際に戦勝記念として真弓を奉納したとの伝説がある由緒ある 社のようだ。
”真弓神社の謂れを記した石碑。「神威赫赫」趣のある文字です。”
”真弓神社に深々とお詣り。”
”真弓神社の社殿の前に勢揃いして記念写真。”
”神社の全景”
”神社は絶壁の上に建てられていて、その前には杉の巨木が繁る。”
ゆっくり休んだあとは下山開始。といっても戻りもアップダウンがあるので来たときと同じペースでゆっくりと。
”真弓神社を後にして下山開始”
途中で休みながら元来た道を戻ります。一時ちらちらと降っていた雪も止んで、 帰りは午後の日射しを浴びながらゆっくり歩き風神山の駐車場へ到着。
”風神山の駐車場で夕礼をして解散。お疲れさんでした。”
最後はこの日一番の下り坂を降りて出発地に到着。
15:50 山側道路駐車場
休憩時間を含んで5時間半弱。途中の道間違い分40分が余計でしたが、 楽しく冬のハイキングをすることが出来ました。。
今回のコース
”今回のGPSのログ” (赤:行き、青:帰り)
今年最初の冬のハイキングは楽しく歩き、史跡も訪ねて終了しました。また来月をお楽しみに。
来月は3月23日です。日立の名山、竪破山の予定です。