<bgsound src="ainoaisatu.mid" loop=-1> 多賀山地  土岳
2016年 7月20日(水)


”土岳頂上にての集合写真”

[概要]
今月は隣町、高萩市の山、土岳をハイキング。(つちだけ、又は つちたけ)地元では土岳山 とも呼ばれて親しまれている。

茨城自然100選にあげられ、県立自然公園でもある。

また、登山家の岩崎元郎さんが選んだ「ふるさと名山 」の中で茨城ではこの山が唯一入っている。 それだけ里山的でまた素晴らしい山なのである。


[メンバー]  :ハイキング同好会員10名
[山域&山名]:多賀山地(茨城、高萩市)、土岳(599.7m) (GPS計測による累積標高差:420m、延べ距離:4.9km)

[天候 ]      :曇りのち晴れ
[行程 ]       :駐車場 10:35 - 小滝沢登山口 10:45 - 土岳(12:15-13:00)- 駐車場14:15


十王駅前に一旦集合し、車を乗り合わせて大能の市営駐車場へ。


10:35   市営駐車場

登山口にも駐車スペースはあるが、ゆったりとした市営駐車場に置いてから出発した。

予報では曇りだったが、時折日が差して絶好のハイキング日和となった。





        ”花貫川沿いを少し下り登山口へ向かう。”


国道を暫く歩き旧道に入ると登山口の看板があった。


10:45   小滝沢登山口





        ”登山口看板。 土岳山と書いてある。”


この付近の標高は350mほどだが、森を抜ける風は大変爽やかで気持ちが良い。





        ”檜の植林地に付けられた階段状の登山道。”


50年ほど昔に登ってはいるが、殆ど覚えていない。この山には登山口がいくつもあるので、 別のルートであったかもしれない。

里山ハイキングで楽々の歩き、と思っていたらそうでもない。最初から一気に100mくらいの急登は中級の登山路である。





        ”途中すこしなだらかになり広葉樹林も混じる。”






        ”再び檜林に入り、見上げると奇妙な形の檜が。
     どういう作用でこのような形になったのか不思議である。”






        ”不思議な形の木を見上げる面々。”


檜林を過ぎると再び急登に変わる。今度は露岩の急な登りで、里山の雰囲気ではなく本格登山である。





        ”ステップをしっかり決めて露岩の急登をいく。”






        ”ロープが張られた個所もしっかりクリアしていく。”


露岩や大きな岩は山肌が侵食されて生成されたものだろうか。





        ”大黒岩の名前が書かれた大岩。”


やがて平坦になり、頂上か と期待するが、更にアップダウンしながら登山道は先に延びる。





        ”灌木帯になり回りも明るくなって頂上も間近。”






        ”展望台が見えて頂上に到着。”



12:15   土岳頂上

早速展望台に登って回りの眺望を楽しむ。 この地から冬の晴れた日には富士山が遠望できるという。





        ”南側に眺められる 日立の山々。右 高鈴山、左 神峰山”






        ”やや右に目を移すと竪割山が見える。”






        ”山頂標識と三等三角点”


この地形は周囲が侵食されて形成された「侵食残丘」と呼ばれるらしい。

眺望を楽しんだのちはゆっくりと昼食。







        ”食後のデザートを楽しむ。”






        ”午後の出発の前に集合写真”


十分に休憩したあとは下山です。ルートは往路をそのまま辿る。登りに比べて軽快に歩くことができるが、 急な下り坂では登りとは異なる緊張感をもって確実に降りる。





        ”下りの岩場ではダブルストックを有効に使って一歩一歩。”


下りはやはり早いです。登りの時間の6割程度で登山口に戻りました。


14:15   市営駐車場

安全に下山後は再び車を乗り合わせて帰路につきました。



今回のコース



  ”今回のGPSログ。 ”   





  ”登りのGPSログをグラフにしたもの。 ”