<bgsound src="furusato.mid" loop=-1> 茨城日奥久慈  月居山
2017年12月20日(水)


”月居山頂上での集合写真”

[概要]
今年最後のハイキングは茨城 奥久慈、 袋田の滝の直ぐ近くにある月居山です。

古くは佐竹氏のが水戸藩を治めていた時代 佐竹氏の家臣が城を築いてこの地を守り、 その後幕末には元治甲子の変で
天狗党と諸生党が戦った歴史の地でもあります。

師走のせわしい時季ですが、ちょっと ひと息入れて奥久慈の ひよっこ の地をのんびりと楽しんできました。


[メンバー]  :ハイキング同好会員11名
[山域&山名]:日立(茨城、奥久慈)、月居山(404m) (登山口との延べ標高差:約300m、延べ距離:4.9 km)

[天候 ]      :晴れ
[行程 ]       :町営駐車場 10:00 - 北嶺 11:25 - 月居峠 11:40 - 月居山(12:00〜13:00)- 登山口14:00


ここは茨城でも指折りの寒冷の地、流石に朝の寒さに身が引き締まる。

脇に流れる川は一部が凍っていました。


10:00   町営第一駐車場




        ”まずは全員集合して朝礼。手は凍えるが朝の太陽は少し暖かい。”


午前10時なのに この時季はみやげ屋も開いてなく、人がいない静かな観光路を進んで行く。

自然探索路の看板からいきなりの急階段が始まる。





        ”崖に張り付くように上へ伸びる階段。”





        ”左手に袋田の滝が見えてくる。
     脇の方が少し氷結して12月と思えないような光景が見える。”


その後ひたすらに階段を登る。幸いなことに気温が低いので汗は殆どかかない。





        ”急な階段を黙々と登る。”


それにしても こんな階段の登山路を良くも作ったものだ。殆ど45°の傾斜の階段が続く。。





        ”更に頑張って登ると袋田の滝の上部まできた。
     正面からは見られない別角度の滝の景色に感動。所々氷結している。”


そして再び階段が続く。小気味が良い程に高度が上がって行くのが解る。。





        ”標高230m 生瀬ノ滝の分岐から左へ。”







        ”一部氷結している生瀬の滝
     普段は余り見ることのない景色にまたまた感動。”


再び分岐までもどって また最後の階段を頑張って登る。





        ”右手 滝の向う側の生瀬富士が見えてきた。”






        ”北嶺が近くなると遠方の景色もくっきりと。
     日光連山方面が見える。”






        ”その右方向に那須の白い山並が見える。”






        ”そしてこの時季としては珍しい飯豊連峰と思われる姿も。”






        ”眼下には滝本地区が見える。あそこから登ってきたんだ。”



11:25   月居北嶺

ここまでよく頑張りました。今日初めての大休憩をとります。





        ”大休憩して持参のおやつを皆さんに配ります。”


この時間になると日射しも暖かく、寒さは和らぎました。ウェア調整をしてから次の行動に入ります。





        ”ここから月居峠まで一旦下ります。
     途中に徳川斉昭公の歌碑が岩壁の上にありました。”

「尋ねれば 昔の人は名のみにて 雲井の月ぞ澄みわたりける」

秋田に移封した佐竹氏を偲んだ歌を詠まれています。





        ”やがて観音堂が見えて月居峠です。”






        ”大子方面と、遠方の日光連山。”






        ”幕末の天狗党、諸生党の戦いのあとの供養塔がありました。”


ここからは月居山まで70mの最後の登りです。北嶺への登りに比べれば登山路はなだらかで登り易く付けられています。
とはいってもちょっと急な個所もありました。





        ”ロープの掛けられた岩場もありました。”


やがて記念碑の建つ月居山へ到着。





        ”佐竹氏の家臣の子孫が建てた記念碑。”



12:00   月居山

いにしえの月居城を偲び、ここで昼食です。 めいめいに持参のお弁当を広げ、そしてコーヒーを沸かしてゆっくりと食事時間を楽しみました。





        ”ここで全員で集合写真。まだまだ歩けそうな顔です。”


約1時間の休憩のあとは出発地までゆっくりとしゃべりながら戻ります。


14:00   駐車場


今回のコース




  ”今回のGPSログ。  赤:登り、青:下り”   




  ”今回歩いた断面図
  北嶺への登りは殆どが階段でした。”