<bgsound src="s_song.mid" loop=-1> 茨城 久慈山地  男体山
2017年3月22日(水)


”男体山の頂上にて全員の集合写真”

[概要]
奥久慈の男体山は標高は高くないが大変人気のある全国区的な山で、 山容、そして頂上からの眺望が素晴らしく茨城県北の盟主的な存在である。

登山路はいくつもあるが、今回は大変お手軽に歩けるハイキング向けの 東側の持方集落を起点とした周回コースをとった。


[メンバー]  :ハイキング同好会員及びその友人15名
[山域&山名]:久慈山地(茨城)、男体山(654m)

[天候 ]      :晴れ
[行程 ]      :持方集落(440m)10:35 - 男体山(11:40-11:50) - 昼食地( 12:10-12:55) - 持方 14:10


10:35   持方集落駐車場

この持方集落は山田洋次 が委員長を努める選定会議で8年前に「にほんの里100選」 に選ばれた自然豊かな里である。

その謂れは遠く800年の昔に壇ノ浦の戦いに敗れた 平家の落人 の里とともに、常陸の秘境ともいわれて いることからである。

私達が住む地から僅か数10kmでこのような里があるとはビックリである。





     ”出発地点に建っている「にほんの里100選」の碑”






     ”この周辺のハイキング案内板”






     ”出発前に簡単な朝礼”


準備をして出発。天気は良いがちょっと風があり少し寒い。





     ”舗装された道路を少し歩くと男体山神社の「遥拝堂」がある。”


最後の民家を離れて、小さな沢を渡ったところから本格的な登山道が始まる。一気の急登となるが、 急な岩場には階段状にステップが切られていて登り易い。





     ”急な登山道を行く。風はあるが坂を登っていくにつれ汗ばんでくる。”


やがて稜線に出て大円地からの登山道と合流。





     ”尾根に出たところで休憩し、ウェアの調整。”


ここからはすぐそこに見える男体山を目指して進む。





     ”634m。スカイツリーと同じ高さの標識”






     ”頂上直下の最後の急坂を軽々とクリア”


最後の急坂を越えると男体山に到着。


11:40   男体山

三角点は神社のあるピークの手前に設置されている。取り敢えずここで頂上記念写真を。





     ”狭い頂上で集合写真。”


そして男体山神社のある次のピークへ移動。ここは手前の横から眺めると「懸崖に建つ神社」そのものである。





     ”絶壁の上に建っている男体山神社。 高度感がある素晴らしい景色です。”


神社の狭い柵の中に入って素晴らしい眺望を満喫する。真冬より気温が少し高いせいか、日光連山などの遠方は残念ながら 見ることはできない。





     ”西方向の眺望。 手前の山は長福山”






     ”北西方向(袋田方向)の眺望”






     ”北西から北方向のパノラマ写真”


風があるのでここに留まらず先に進み昼食地を見つけることにする。頂上からは一気の下りが始まる。





     ”頂上直下のロープのある急斜面。
    前日の雨の影響で滑り易い急斜面を慎重に。”






     ”登った分だけ下らなければいけない。
     登りの登山道と趣の異なる稜線の下り。”


今日は目的地に来るまでに国道が交通止め、というハプニングがありスタートが遅れ、予定の昼食地までは まだかなりの時間を要するので、稜線で昼食にする。





     ”あまり足場の良くない場所で昼食。
     でも、この楽しい昼食があればこそ苦しかった登りも忘れられる。”


皆さん、お持ちよりのいろいろな珍しい食べ物をいただき、狭い稜線でコーヒーを沸かして楽しい昼の時間を過ごす。

昼食後は暫く稜線を進んだが、ここでハプニング。ルートミスにより、先頭は違う道を150mも下ってしまい、また引き返す。 (詳しくはGPS軌跡を参照)





     ”稜線に戻って暫く進み、途中から牧場へ降りる。
    まだ放牧前の牧場は静かそのもの。”


やがて平坦な林道に出て、最後は余裕の歩きで出発地に戻る。





     ”牧場地を歩く。この左の地点から白木山への道が繋がる。”






     ”林道も終点に近づき登山口へ。”






     ”登山口の直ぐ近くに「恵海の森」という
    天皇・皇后両陛下のお手播きの樹が植えてあった。”


おまけの写真です。




     ”下山途中で見た、木に巻き付いた蔓。
    ここまで愛されると生死にかかわります。”



14:10   持方集落

行く手の国道閉鎖、登山道間違い、とちょっとハプニングがありましたが、楽しいハイキングでした。お疲れ様でした。




今回のコース



  ”今回の軌跡、 登り:赤、下り:青”


今回のコースの断面グラフ