<bgsound src="s_song.mid" loop=-1> 茨城 久慈山地  盛金富士
2017年4月19日(水)


”盛金富士の頂上にて全員の集合写真”

[概要]
久慈川沿いの水郡線 下小川駅のすぐ西側にある盛金富士は昔から地域住民の信仰を集めた里山で、 標高が低い割に見晴らしもよくハイキングとしての適地である。

今月のハイキングは周囲の山肌が萌黄色に染まり始め 春の息吹を身体で感じるこの山を登った。


[メンバー]  :ハイキング同好会員及びその友人13名
[山域&山名]:久慈山地(茨城)、盛金富士(341m)

[天候 ]      :晴れのち雨
[行程 ]      :下小川駅(55m)10:00 - 盛金富士(11:15-11:50) - 下小川駅 13:00


10:00   下小川駅駐車場

最初に常陸大宮の新しい道の駅に集合し、そこから車を乗り合わせて下小川駅へ。

下小川駅の広い駐車場にめいめいの車を置いて出発。





     ”下小川駅で全員揃って出発。服装も先月とは様変わりで春の装いです。”






     ”駅の脇にある案内板。”


ここは河岸段丘の地形になっていて、道路を少し袋田方面に歩き、そこから暫く登ると、登山口と書かれた鳥居に出る。





     ”登山口の鳥居”


杉の植林とミズナラなどの混合林は日蔭になっているが、予報通り今日はかなり暑く、暫く登って直ぐにウェア調整をする。

標高150m付近から伐採地が広がり今まさに萌黄色に変わりつつある山々が目に飛び込んで その眺めに思わず歓声をあげたくなるほどだ。





     ”広大な面積の杉の伐採地と萌黄色に変わる山々。”


ここからは暫く視界が開けたなだらかな登りとなり、話をしながらの余裕の登りである。





     ”切り開きの緩やかな登りを行く。”


標高200m付近から尾根に沿った急坂が始まる。咲き始めた春の山野草を見つけながらの楽しい登りである。





     ”尾根に沿った急な登山道を行く。背景の山肌の樹々が美しい。”


やがてイワウチワの群生地に着き、ちょっと覗いてみるが残念ながら花は終わっていた。





     ”イワウチワ。花の時期は既に終了していた。”






     ”今月初めに来た時にみたイワウチワの花”


イワウチワの花は終わってしまったが、その代わりにツツジの花が目を楽しませてくれる。





     ”ちょうど見頃のムラサキヤシオの花”


290m付近からは左がストンと落ちて開けた急な階段状の登山道になる。伐採したために崩れやすいのであろう。階段が少し乱れている。





     ”急坂を行く。”






     ”開けた地からみた景色。左奥が先月登った男体山。
     標高は男体山の方がここより2倍以上高いが、同じくらいに見えるのが楽しい。”


最後の急坂は露岩の本格的登山道が少し続きそれをを越えると盛金富士に到着。


11:15   盛金富士

頂上には昔からの信仰の象徴、富士権現の祠があり、ベンチも設けられている。





     ”頂上の祠”






     ”頂上のベンチで全員集合写真”






     ”頂上から見た久慈川と長貫の集落”






     ”そしてこの頂上で少し早いが昼食とする。”


いつものようにお湯を沸かしてコーヒーを。 となるところだったが、ドリップコーヒーを忘れるポカ!!
どなたかのアイデアでチョコレートを溶かしてココアを作る。旨かったかどうかはご想像に・・・

暫くすると空は暗くなりポツポツと雨が。 そしてカミナリが鳴りだしたので雨具を着けて急いで下山。





     ”雨が降りだして急いで下山準備。”


下りは登りと異なる下山口から下小川駅を目指す。





     ”途中の開けた地点から日立方面をみると暗雲が。”


カミナリの音を聞きながら檜の植林地の急な坂道を慎重に下る。





     ”弥勒菩薩風の石仏がある地点を左折。”


やがてなだらかになり山道は終了する。ここまで降りたら空は明るくなり雨も止んだ。お騒がせなカミナリと雨でありました。





     ”鮮やかなヤマブキの花”


やがて民家が現れ、少し歩くと昨日の雨を集めて流れが早くなった久慈川が見えてくる。





     ”菜の花と久慈川。”


13:00   下小川駅

このハイキング同好会の開催で初めてカミナリ様の洗礼にあって、ちょっとコワい思いをしました。

自然を侮ってはいけません。これからも天気予報を良く調べてトラブルのないハイキングを行いたいものです。 皆さん、お疲れ様でした。


今回のコース




  ”今回の軌跡、 登り:赤、下り:青”