<bgsound src="ich.mid" loop=-1> 茨城 多賀山地  栄蔵室、花園山
2017年5月17日(水)


”栄蔵室の頂上にて全員の集合写真”

[概要]
茨城県の北部に位置する栄蔵室(えいぞうむろ)は1等三角点があり、県境にある八溝山を除いて純粋に県内にある山としての 最高点である。
山名の由来は昔、栄蔵という猟師が山中に小屋掛けをしていたことによると云われている。

またこの付近は野鳥の宝庫でもある。今月は新緑が爽やかな高原をノンビリと歩き、栄蔵室及び花園山と贅沢にも 2つのピークハントをした。


[メンバー]  :ハイキング同好会員及びその友人11名
[山域&山名]:多賀山地(茨城)、栄蔵室(882m)、花園山(798m)

[天候 ]      :曇り
[行程 ]      :北登山口(770m)10:20 - 栄蔵室11:35 - 昼食地(11:55-12:40) - 花園山13:25 - 北登山口 14:35


最初に水沼ダムサイトの駐車場に集合し、そこから栄蔵室北登山口へ。

登山口手前の亀谷地湿原を覗いてみたが、水芭蕉の花は既に終わり大きな葉が繁っていた。4月末が見頃であったようだ。





     ”亀谷地湿原の水芭蕉。”



10:20   北登山口





     ”北登山口で全員集合。今日は終日曇り空の様です。”






     ”北登山口案内板。このガードレール脇から登山道が始まる。
    下にクマに注意と書いてある!!”


登山口からは余りアップダウンのない登山道行く。小さなせせらぎが流れ、鳥のさえずりを聞きながら、 まだ色淡い緑の樹林帯はマイナスイオンがいっぱいで、何ともメルヘンチックで素晴らしい。





     ”せせらぎの音を聞きながら新緑の中を行く。”


途中杉の植林地を通り抜け少し小山を過ぎると栄蔵室林道に出る。





     ”栄蔵室林道の始点に作業小屋がある。”


ここからは暫く視界が開けたなだらかな林道歩きとなり、周りの草花の名前をあげ乍らノンビリと歩く。

林道分岐で、作業員が林道への進入禁止を示すバーを設置していた。この先で工事をしていると云う。 しかし我々は戻ることが困難のため自己責任で其のまま進む。





     ”林道から別れ今日初の本格的登り約50mを頑張って登る。”


やがて余り高くない展望台???に到着。





     ”展望台から南西方向、里美と矢祭の境にある三鈷室山(さんこむろさん)が見える。”






     ”関東富士見百景の看板が付けてある。
    冬の晴れた日には富士山が見えるという。”


展望台の先を少し行くと1等三角点のある栄蔵室山頂に到着。


11:35   栄蔵室





     ”頂上にて集合写真”


頂上は周りを樹林で囲まれて眺望はなく、あまり明るくもないので、昼食はこの先の広場でとることにして進む。

しかし予定の広場はNTTの電波塔の撤去作業ということで重機や作業用車で埋まっていた。これが通行止めの原因。 やむなく更に先の 林道終点で昼食とした。


11:55   林道終点(昼食)

ここでゆっくりと昼食、めいめいが持参したお弁当、そしておやつも沢山配られて楽しい昼時間。 お決まりのコーヒーも淹れる。(先回ドリップコーヒーを忘れたので心配して今回何人かの方が持参してくれました。)





     ”昼食風景。周りにある作業資材には目を瞑って。”


ゆっくりと休んだ後は2つ目のピーク、花園山を目指す。





     ”こちらの登山道も新緑とせせらぎの素晴らしい雰囲気”






     ”いくつもの丸木橋を慎重に渡る。”






     ”花園山への最後は今日2回目の急登。”


やがて尾根に到達し左へ少し行くとそこが花園山の頂上でした。


13:25   花園山





     ”花園山頂上。頂上付近は大きな馬酔木(あせび)の木で囲まれていた。”






     ”花園山頂上からの眺望はないが、ここも周りの緑が美しい。”


頂上では一息入れただけで、直ぐに出発。先程通った分岐まで戻ったあと暫く山道を歩き、次に広い作業道 に出て進むと南登山口に出た。





     ”南登山口。ここから猿ケ城林道を歩く。”


舗装林道を暫く歩き北登山口に到着。


14:35   北登山口

新緑と小鳥のさえずりと、せせらぎと、いろいろ身体に感じ乍らの森林浴ハイキングは無事終了しました。




今回のコース




  ”今回の軌跡、 登り:赤、下り:青”


今回のコースのグラフ




  ”累積標高差:400m 、延べ延面距離:8.1km”