茨城 奥久慈
八溝山
2017年9月20日(水)
”八溝山の三角点の前で全員集合”
[概要]
八溝山は茨城、福島、栃木の3県にまたがる山である。茨城以外の2県は他に高い山が多くあるので それ程注目されないが、 茨城県では、最高嶺である。 そして八起会と同じ八の字が付くゲンの良い山である。
頂上まで林道が整備されているので車で行く機会が多いが、 山が大きいのでハイキングとしてもいくつかコースがある。
この山には八溝嶺神社と日輪寺という神社と寺があり信仰の対象を象徴している。
これらの神社、寺社の参道を兼ねた遊歩道を歩き初秋の雰囲気の中のハイキングを楽しんだ。
[メンバー] :ハイキング同好会員9名
[山域&山名]:八溝山塊(茨城、福島、栃木)、八溝山(1022m)
[天候 ] :曇り
[行程 ] :日輪寺入り口 10:20 - (11:35-12:35)八溝山 - 13:10日輪寺 - 14:10登山口
日輪寺の参道入り口に駐車スペースがあり数台が駐車できる。
”入り口に八溝山周辺の観光案内図がある。”
”駐車場前でスタート前の集合。”
10:20 日輪寺の参道入り口を出発。
八溝山林道を少し行ったところから旧参道が始まる。
”八溝川湧水群を経て山頂へ。とある。”
なだらかで、歩き易い広さの登山道が始まる。紅葉にはまだ間があり、緑の中の遊歩道である。これだけ雰囲気の良いハイキングコースは滅多にない。
”薄雲リのなか、時折小鳥の声を聞きながら少し涼しい遊歩道を行く。”
途中一か所、登山道の崩落で高巻の道が付けられている個所があった。余りにもとって付けた様な巻道はこのハイキングルートには相応しくない 急斜面であった。
”急斜面のバイパス道をロープを使って垂直に登る。”
登山道に戻り更に行くと八溝湧水群の一つ「金性水(きんしょうすい)」があった。
”日本名水百選の一つになっている八溝湧水群”
”周りを石で仕切り、湧水がパイプから沸き出ていた。”
この先には白毛水、銀性水などの湧水ポイントがいくつかあった。
更に進むと少し急な勾配に差し掛かる。八丁坂と名があった。
”ここから暫くは階段状の急坂になる。”
途中、登山道は林道を一旦横切り、頂上を目指す。
”階段状に整備された遊歩道は少し急だが大変歩きやすい。”
やがて林道をもう一度横断すると、そこは頂上の直下である。
”八溝嶺神社の入り口の鳥居。”
”八溝嶺神社を正面から。”
やがて三角点のある頂上に到着。
11:35 八溝山頂上。
”頂上の三角点の前で全員の写真。
茨城、福島、栃木の3県の県境である。”
神社の左手に この自然にはあまり馴染まないような天守閣風の展望台がある。
ちょっと違和感があるが眺望を得る為に登ってみる。
”展望台に登り、回りを眺める。
今日は残念ながら雲で遠望は無理。こちらは那須方面。”
”八溝嶺神社を俯瞰。屋根だけが見える。”
今日の曇りでは眺望は得られないので下に降りてゆっくりと昼食。いつもながらの至福の時間です。
さてコーヒーを沸かそう。 としたら、今回も何か忘れてお湯が沸かなかった。
すみません。 今回で2度目。そろそろ「認」の字が出たか・・・・・
”ゆっくりと昼食を楽しむ。”
休憩のあとは下山です。帰りは往路と異なり、日輪寺経由とする。
ここは野鳥の宝庫であろうか、夏を惜しむ名残のセミの声と鳥の声を聞きながら下山。
やがて、日輪寺に到着。ここはまた神社とは異なる雰囲気である。
”1300年前の創建で、昭和48年に現在の姿に再建。坂東21番札所である。”
”その由来を示す掲示板。”
日輪寺を拝観したあとは登山口に戻る。今までと少し雰囲気が変わりせせらぎの音を聞きながらの下りである。
”参道脇の巨木の杉を見ながら進む。”
”マナイタ沢のワサビ田。ここが久慈川の源流であろう。”
”源流沿いを登山口まで少し登り返す。”
14:10 登山口
ブナ、ミズナラ、そして針葉樹に覆われた遊歩道のような登山道を歩き茨城県の最高峰を楽しんだ一日でした。
本日のコース
”GPSトラックログ” 赤:登り、 青:下り