茨城 常陸太田
里美富士
2018年12月19日(水)
”里美富士 奥峰で全員写真”
[概要]
今年最後のハイキングは常陸太田、里美にある里美富士です。暖冬とはいえ、12月も後半になって霜が降りるようになり 里山も完全に冬支度。
暮れの忙しい時季ですが、冬枯れの静かな里山をノンビリと歩き、気分転換を図った一日でした。
[メンバー] :ハイキング同好会員10名
[山域&山名]:常陸太田(茨城)、里美富士(655m)
[天候 ] :快晴
[行程 ] :登山口 9:40 - 里美富士前峰10:50 - 里美富士中峰11:25 - 里美富士奥峰(11:35-12:20) - 薄葉沢出合12:50 - 登山口13:40
第一集合場所である、里美ふれあい館 駐車場に一旦集合。顔合わせをしてから現地に向けて出発。
”里美ふれあい館前から見た里美富士。左のピークが前峰
登山口は舗装された道路の終点で薄葉沢ハイキングコースの始点である。
9:40 登山口を出発
”登山口で皆さん揃って写真。快晴だが気温は低い。”
”余り踏み跡のない地形を少し登ると看板が出てホッとする。”
この里美富士なる山はマニアしか登らないようで、登山道はあまりはっきりしない。かすかに残る踏みあとを探しルートファインディングをしながら上を目指す。
”枯れた下草をかき分け乍ら行く。”
”やがて檜の植林の急坂に来ると、前峰は近い。”
10:50 里美富士前峰
登山口から1時間ちょっと。急登を頑張ると里美富士前峰に到着。
”前峰の標識”
”昔からの山岳信仰の名残の祠が二つ。”
ここで少し休憩。周りを樹林で囲まれているので、残念ながら眺望は得られないが、樹々のスキマから麓の部落が少し見える。
”前峰を過ぎると少し下る。
急な下りのフォームもサマになってきた。”
”途中の樹林の間から雪を被った日光連山が少し見える。”
”少しアップダウンを繰り返して進むと
次に中峰に到着。ここは全く眺望なし。”
”途中の薄葉沢への分岐を見て進む。この付近は笹で覆われてルートがはっきりしない。”
”途中で見たアカマツの巨木。
太いツル性の植物が幹に巻きついている。”
”殆ど踏みあとのわからない笹原を進む。”
11:35 里美富士奥峰
”里美富士奥峰(655m)に到着”
”まず全員で集合写真”
日当たりも良いのでここで昼食にする。風はあまり無いが標高が高いので少し寒い。みんなウェアを重ね着しての昼の休憩。
”恒例のコーヒーも沸かして楽しい昼餉のひととき。”
ゆっくりと。と したいところだが、気温が低く、冷えるので休憩時間はそこそこに下山とする。
”薄葉沢への分岐からは転げるような下りが待っていた。
この辺はほんの序の口”
以前夏の時季に来た時は登山道は露岩、表土があらわれて滑ることはなかったが、この時季は落ち葉が積り、 大変滑り易い。一歩一歩慎重に。
”こんな急な斜面を慎重に下る。時には後ろ向きになって。”
”薄葉沢の出合に降りて、やっとひと息”
ここから登山口までは様々な滝を眺めながらノンビリと下る。
ここは昔(江戸時代)関東から陸奥へ通じる塩の輸送路であったそうな。
”冬のこの時季でも水量豊かな滝が流れる。”
”やがて登山口に到着。登山口にある、説明板”
登りの急登に汗をかき、下りの急坂に
冷や汗
をかき、今日のハイキングは得難い経験をしました。
”登山口に戻って。皆さんの充実した顔々”
13:40 登山口
快晴の下、初冬のハイキングは終了しました。今回でまた、皆さんのグレードは一歩前進。来月も楽しみです。
本日のコース
”GPSトラックログ。途中で道迷いしたところも忠実に記録が残る。”