[概要]
常陸太田市の天下野(けがの)に位置する東金砂山は常陸五山のひとつであり、昨年登った西金砂山と対で呼ばれることが多い。
山頂に建つ東金砂神社は延暦年間の創建と云われているので1200年前ということになる。
樹齢500年のモチノキがご神木である。
また、この東金砂神社は全国的にも大変珍しい祭禮として、天下泰平、五穀豊饒を祈願する磯出祭禮を72年ごとに執行し、
神社から約30km以上離れた日立の海岸までを御神体を担ぎ数日かけて行進する。直近では平成15年に実施している。
今日は天下野(けがの)の宿から往復ハイキングを行った。
朝方は曇って少し肌寒かったが、昼頃には日射しもあり回りを見渡せる見開き地でゆっくりと昼食も摂り
楽しいハイキングをすることが出来ました。
[メンバー] :ハイキング同好会会員14名
[山域&山名]:久慈山地(茨城)
:東金砂山(481m)
[天候 ] :曇りのち晴れ
[行程 ] :天下野公民館 10:00 - 東金砂山 12:00 - みはらし地 (12:15 - 13:15) -
天下野公民館 14:45
10:00 天下野集会所

”まずは朝の全員集合。それぞれ車を乗り合わせてきました。”
天下野の集会所わき駐車場に車を置いて出発。

”八起会 山ガールが颯爽と行く。”
県道脇にある大鳥居が東金砂神社への入口。それにしても物凄い大木で作られた大鳥居にビックリ。

”大鳥居をくぐっていく。”
神社まではずうーっと舗装された林道が整備されている。最初はかなりなだらかな舗装路を
ウォーミングアップのようにユックリと歩く。

”のどかな風景を眺めながら気持ちよく歩く。”

”路肩にはこんな道祖神があった。
二十三夜尊と刻んであります。”

”今年は梅の開花が遅いが、これは早咲きの白梅です。”

”しゃべりながら、また しゃべりながらの歩き。”

”2kmほど行くと旧参道と書かれた登山路に入る。”

”旧参道を行く。脇には杉の大木があり いにしえの参道を偲ばせる。”
その後再び舗装路に戻り暫く行くとやがて赤い鳥居が見えて東金砂神社の入り口です。

”東金砂神社の入り口で休憩。この脇に駐車場、トイレもある。”
ここから本殿まで約60mの高低差があり、長い階段をいくつか登っていく。山の上に建てられた神社であることを体感する。

”仁王門前の長い階段を頑張って登る。”
この神社では毎年2月11日に、嵐除祭という祭礼で県の無形民俗文化財となっている田楽舞が奉納される。

”かなり新しく立派な田楽堂”
再び長い階段を登っていくと本殿に出る。
12:00 東金砂山(東金砂神社)

”本殿で2礼2拍1礼のお詣りをする。”

”本殿脇に立てられた由来書き。
延暦年間の造営というから1200年前である。”

”少し離れたところから見た本殿。”
この付近が一番高いところだが、三角点はどこにあるか見つけられない。
この先に妙見山へ続く林道があるので行ってみる。暫くすると杉の伐採地が広がり視界が開けた。
西側は樹林に遮られて眺望は良くないが、樹々の切れ間から少し見える。

”竜神大吊橋が眼下に見える。この大吊橋を見下ろせる場所はなかなかない。
好天であれば日光連山の白い姿が遠方に見られるのだが・・・”

”東側の切り開きから見える高鈴山〜神峰山へ連なる山系”
12:15 昼食大休憩

”切り開き地の中で全員写真。植林をいためないように気を付けて。”

”手伝って戴き 足場の悪いところでコーヒーを沸かす。
山で飲むコーヒーの味は格別です。”

”切り開き地の中の切株に腰をおろして昼食。
日射しもあり、静かで景色も良く・・”
大休憩の後は出発地までのんびりとしゃべりながら戻ります。
14:55 天下野公民館
東金砂山のGPSログ

”赤:登り、青:下り”
「GPS計測累積標高差(約400m) 延べ距離(9.8km)」