茨城 栃木 県境
鷲子山
2018年3月28日(水)
”那珂川町 富山地区のイワウチワ大群落”
[概要]
今月のハイキングは茨城県と栃木県にまたがる鷲子山、そのついでに今が見頃のカタクリ山、イワウチワ山を見てみよう という、欲張りな計画です。
茨城県と栃木県の県境に位置する鷲子山山頂には鷲子山上神社が祀られ、ここは中世以来の山伏霊場である。
神社本殿と随神門は県の有形文化財に指定されている。
神社の主祭神はフクロウにまつわる鳥の神様で、「不苦労」「福来朗」の文字があてられ、開運招福の鳥の石像が奉納されている。
3月末なのに気温は25℃近くまで上がって、まるで初夏のハイキングでした。
この天気に合わせるようにして、カタクリ、イワウチワなどが一斉に咲いた山も巡り、幸運の花巡りが出来ました。
[メンバー] :ハイキング同好会会員20名
[山域&山名]:茨城、栃木県境
:鷲子山(463m)
[天候 ] :晴れ
[行程 ] :鷲子神社 (10:15-11:10) - カタクリ山公園(11:40-13:20) - イワウチワ山(14:00-14:50)
道の駅「みわ」に一旦集合し、そこから鷲子山へ移動。
当初計画では鷲子山の裾の「杜の小径」なる遊歩道を登って神社まで行く予定だったが、直前の調査結果、道が荒れて ハイキング向きでないので取止め、直接神社まで車で入った。
10:15 鷲子山
”最初にフクロウ神社へ。
本来ここには鳥居があるのですが・・・”
”昨年の同じ時季に撮った写真には大きな鳥居が。”
長い階段を登ると、いろいろフクロウにまつわる建造物がある。
”金運、不苦労御柱。柱を棒で叩いて、そして柱を抱けば
金運が飛び込むという。 スリ減った柱が面白い”
”金の大きなふくろう。これは昨年の写真です。
今は化粧直し中とかで、ありませんでした。”
”まずフクロウ神社で金運を願ってお参り。”
それから少し離れた鷲子神社へ向かいます。この神社はちょうど、茨城県と栃木県の県境にあって、社務所が それぞれの県側に別々にあるのが驚きです。
”入り口の大鳥居。中央が県境で、そこに賽銭箱がある。”
”神社の由来記。創建は大同年間ということなので1200年前です。”
”県の有形文化財の随神門。”
門をくぐると、そこから急な階段になって、山上神社特有の配置景観に変わります。
”急な階段。 ここから富士山が見えますよー・・・”
”やがて神社本殿に到着。ここも県の有形文化財です。”
この神社の周辺にはいろいろなコースがあるが今日は先の予定があるので、帰りは簡単なコースを選定。
”県の有形文化財指定の樹齢600年の榧(かや)の大木。
南方系の植物でこの辺りが北限とのこと。”
駐車場まで戻って、今度は次の目的地カタクリ山公園まで車で移動する。
11:40-13:20 カタクリ山公園
栃木県の那珂川町にあるカタクリ山公園は雑木林3ha の中にカタクリの大群落、水芭蕉、ショウジョウバカマなどの 四季の花が咲き、カタクリが見頃というので、急遽目的地として追加した。
”カタクリ山公園全体の案内看板。”
”木製の遊歩道を暫く行くと脇に水芭蕉の群落があった。
葉も花もちょうど形よく見頃である。”
”この公園の主演者であるカタクリの群落。
100万株と云われるが、花が小さいので、写真の写りは???”
”クヌギとナラの雑木林の中の遊歩道を行く。”
この公園の一番高いところの広場で それぞれに持参したお弁当で昼食休憩。
いつものことながら色々なオヤツの差し入れと、恒例になったコーヒーでゆっくり休憩を楽しむ。
”昼食のあとは咲き始めたサクラを眺める。”
”5分咲きのサクラ”
”昼食休憩地で全員集合写真。 目深に被った帽子で顔があまり見えない人もいます。
昼食休憩後は丘を下って元の駐車場まで戻ります。
”キクザキイチゲの群落”
”水芭蕉の群生地を脇に見ながら遊歩道を進みます。”
”アップダウンを繰り返しながら出発地まで戻りました。”
14:10-14:50 富山のイワウチワ群生地
今日の3ケ所目の目的地富山のイワウチワ群生地まで約15分かけて車で移動。
ここはごく最近 整備され一般観光客に解放された場所で、ちょうど今が見頃のイワウチワの大群落が 杉林の斜面いっぱいに咲いていた。
”イワウチワの群落地までは少し急な坂を登ります。”
”目を見張るようなイワウチワの大群落。
7分咲きでちょうど見頃でした。”
”花に接近してめいめいに写真に収めます。”
神社とカタクリとイワウチワを十分に堪能して、安全運転で帰路につきました。
咲いていた主な花々