茨城 奥久慈
鷲ノ巣山
2020年10月21日(水)
”鷲ノ巣山への途中、256mピーク付近から見た久慈川と上小川集落方面。”
[概要]
奥久慈の袋田の手前、久慈川が大きく蛇行する地点に登山口があり、ちょうど久慈川に南北から挟まれるように延び た尾根の交点が鷲ノ巣山である。
ちょっとマニアック的要素があるが、地元の常陸大子町のガイドマップにも案内されているコースである。
最近ハイカーは余り入っていないみたいで、踏み跡が明確でないところもあった。
[メンバー] :ハイキング同好会員11名
[山域&山名]:(茨城)、奥久慈、鷲ノ巣山(380m)(累積高低差:552m, 延面距離:7.7km)
[天候 ] :晴れ
[行程 ] :上小川駅 10:00 - 山造登山口 10:27 - 256mピーク(12:07-12:40) - 鷲ノ巣山(13:45-14:10)- 下津原 15:40
常陸大宮の道の駅に一旦集合し、下山口の下津原に向かう。
ここで車をデポし数台の車に集約し、上小川駅へ。
10:00 上小川駅を出発
快晴で爽やかな空気を吸いながらまずは登山口まで舗装道路歩き。 約30分の平地歩きは朝のウォーミングアップにちょうど良い。
”久慈川に掛かる橋を渡ると直ぐに登山口である。
この辺りはルンルンの歩き”
”道路脇に登山口の案内板が申し訳程度に置かれている。”
ここから少し川沿いを歩き、尾根に取り付くのだが、最近あまり人が入らないのと昨年の豪雨の影響で 登山道は完全に消えていた。
”太い竹林の中を行くが、既にこの辺りで登山道から外れている。”
右の尾根上の登山道へ繋がる筈だが、取り付き口が無い。暫く行った地点から斜面を強行突破することにした。
”落ち葉の積もった斜面をよじ登る。幸い疎林なので見通しはよい。
直登は難しいので、ケモノ道を頼りにジグザクに。”
斜面と格闘すること約30分、尾根上にに出て、本来の登山道に合流した。スタートからかなり体力を使ってしまった。
これがあとでボデーブローのように効いてくるのだった。
”登山道に合流し、ヤレヤレ。飲み物を補給して一息入れる。
登山道とはいえ良く見ないと判別が付かないくらい浅い踏み跡である。”
ここからは尾根に付けられたなだらかな登山道を歩き、やっとハイキング気分に戻る。
”登山道の脇に、侘しい木の祠が屋根で覆われて置かれていた。”
”この付近の登山道は檜と杉の混合植林の中のヤセ尾根に付けられ大変歩きやすい。”
標高が200mを越した辺りから勾配が少しづつ増して、やがて補助ロープが付けられた急な岩場が前方に立ちはだかり、
ルンルン気分は 一変する。
”ロープを頼りに一人づつ登っていく。”
”急な岩場を上から見たところ。ストックはザックに納め、
両手、両足をフルに使って斜面を登る。”
岩場を越した所が256m下のピークでこのコース一番の眺望地点である。
”ピークからはほぼ全方位を見渡すことが出来る。
ゆったりと流れる久慈川と、出発地の上小川駅方面。”
”その左側に続く景色。男体山から連なる長福山が見える。
男体山は長福山に隠れていて、左側に頂上のみが少し見える。”
”今朝登ってきた山造の登山口付近を俯瞰。
久慈川に架かる橋の先が登山口。 左手前の尾根を登ってきた。”
”北側風景。月居山の双耳峰が見える。”
12:07 256m下ピークで昼食休み
計画では頂上で昼食の予定だったが、12時を過ぎたのでこのピークで昼食とした。
コーヒーは頂上のおやつタイムの楽しみとして昼食後、早々に出発する。
”目指す鷲ノ巣山の頂上方面。
ピークから30mほど下り、それから登り返しになる。”
鷲ノ巣山までは、松の木が混在した樹林帯で、紅葉にはまだ少し早い。急な斜面を交えながら高度を上げて 頂上に近づいていく。
”途中の樹林の間から見える北側風景。この真下辺りを水郡線が通っている。
久慈川の左が水郡線で右側が118号。”
”頂上の手前にある三角点。
周りを樹木で囲まれているので眺望はない。”
ここから100mほど先にいったところが頂上なのでそこまで進む。
”頂上の手前の樹木のスキマから見た北側風景”
”袋田温泉付近をアップで見る。”
13:45 鷲ノ巣山
”頂上にある祠。かなりの年代物だ。”
”頂上で全員写真。足場が悪くカメラアングルは自由にとれない。”
”ここでコーヒータイム。スイーツをいただいて、スタミナ補充。”
ゆっくりと休憩し、最後の下山にかかります。頂上から北側に派生する尾根を下っていきます。
”袋田方面の案内板のところから下り開始です。”
”急な下りが続きます。周りの木を掴みながら滑り易い坂を慎重に。”
”下り斜面を下から見上げる。
左はストンと落ち、右の斜面は杉の植林です。”
”下り途中から見える男体山(左)と盛金富士(右)。
左下に久慈川が流れています。”
”途中で後続組を待ちます。”
勾配がなくなり杉の植林帯を過ぎると下津原の集落です。
その後118号の支線へ出て、駐車地点に戻りました。
15:40 下津原
秋の空気をいっぱい吸って、ちょっと長目の行程でしたが鷲ノ巣山ハイキングは無事終了しました。
お疲れさまでした。
今回のコース
”今回のGPSのログ” 青:登り、赤:下り
今回のコースのグラフ
”歩いた時間、距離のログが記載されています。”