[概要]
今年の夏の天候不順と、コロナ蔓延の影響により、ハイキングは3ケ月お休みをした。再開の第一回は山歩きではなく、
ちょっと軽目にタウンウォークを試みた。
常陸太田市は歴史が深く、由緒ある史跡、寺社が多くある。今回は徳川以前にこの地を統治し、その後秋田に移封になった佐竹氏の史跡を訪ねることにした。
佐竹寺、馬坂城址、そして続日本後紀に記されている稲村神社を巡ってみた。
[メンバー] :ハイキング同好会員16名
[地域・目的地]:(茨城)、常陸太田、佐竹寺、稲村神社、馬坂城址
[天候 ] :晴れのち曇り
[行程 ] :佐竹寺 9:50 - 稲村神社 10:20 - 馬坂城址(10:40-12:00) -稲村神社前 12:20
9:50 佐竹寺
”佐竹寺の前にある、天神林地区全体マップ。
この辺りは史跡が数多くある。”

”佐竹寺の由来を記述した説明板。現存の寺は1546年に建てられたもの。”

”入り口にある大きな門”

”大きなイチョウの樹とその向こうに見える本堂”

”佐竹寺の本堂。茅葺屋根の本堂は国宝に指定されているとの看板が掲げられていた。
屋根の老朽化が進み、近年中に葺き替え工事が行われる予定”
佐竹寺を参詣のあと、ここから数百m離れた稲村神社まで車で移動。そこの駐車場に車を入れる。
10:20 稲村神社

”駐車場入り口に掲げられた神社の説明看板。
大変歴史の深い神社のようである。”
駐車場から北西に500mほどの参道を歩く。大きな樹木で覆われた参道はちょっと薄暗い。

”神社の参道をノンビリと歩く。本殿前、石段の前でひとやすみ”

”階段を登り鳥居をくぐると赤い屋根の神社の前に出る。”

”稲村神社の拝殿。この奥に本殿があるが一般参拝者は入ることはできない。”
稲村神社を参拝したあと、馬坂城址まで静かな田舎道を約1kmほど歩く。

”馬坂城址と書かれた案内板。注意しないと見落としてしまいそう。”
馬坂城は平城で、付近の地形から50mほどの高さの丘陵地にある。
10:40 馬坂城址

”ミニチュアみたいな大きさの大手門”

”平坦で広々とした本郭跡、
遊歩道が整備されてベコニアの花が咲いていた。”

”馬坂城の説明看板
平安の末期に佐竹氏の初代が築いたとある。”

”城址の散策案内図”
ここからこの城址を案内板に沿って散策を始める。全体の広さは200m四方くらいのこじんまりした城址跡である。

”敵を防御する堀切あとを上から眺める。”

”小高くなっている物見塚”

”物見塚を登る。本日唯一の登りで10mくらいの高さ。”

”物見塚の後は西城袖曲輪跡”

”西城が西の端となっており、そこから本郭方向に戻る。”

”途中「水の手」と呼ばれる水源あとを見る。
高台にあって貴重な水源だったと思われる。”

”腰曲輪付近をあるく。”

”出発地点の本郭跡に戻って全員写真。
少し歩いたので上着を脱ぐ暖かさだった。”

”ちょっと早いが、ベンチで昼食。おしゃべりタイムです。”
約1時間の昼食タイムのあと、稲村神社前の駐車場に戻って解散しました。
ちょっと趣向を替えたハイキングでしたが、如何だったでしょうか。お疲れさまでした。