<bgsound src="scar.mid" loop=-1> 常陸大田  白木山・高崎山
2021年6月23日(水)


”高崎山付近から見た白木山”

[概要]
奥久慈男体山の東側に平家の落人集落と伝えられている持方集落がある。ここは「にほんの里100選」に選ばれた 秘境の地で、その里の北側に男体山から派生する白木山、東側に高崎山がある。
今月のハイキングはこの2つの山を周回するコースを歩いてみた。

[メンバー]  :同好会員8名
[山域&山名]:常陸大田、白木山(616m)、高崎山(594m) (登山口との累積標高差:約350m)

[天候 ]      :曇り時々晴れ
[行程 ]      :持方 9:30 - 白木山(10:07-10:15) - 二段峠 11:00 - 高崎山手前伐採地(11:10-12:00) - 持方12:35


里美の道の駅に一旦集合し、そこから現地まで移動。今朝方日立を出る時は小雨が降っていたが、 常陸太田に来たら曇りになり、時々晴れ間も出てハイキング日和になった。


9:30   持方駐車場





        ”出発地の持方駐車場
    にほんの里100選の碑が立っている。”





        ”持方駐車場を出発前のメンバー”


約200m程、舗装道路を進む。この道路は袋田方面までを目指して着工されたが、 工事中止でこの先は閉鎖されている。





        ”最初の舗装道路を鼻歌混じりで進む。”





        ”舗装道路脇から白木山への登山道が始まる。”


この付近の山の登山道は、尾根に沿ってそのまま1本の線を引くように付けられているので急な尾根の場合は 登山道もかなり急勾配である。





        ”登り始めは杉の植林帯の中を行く。
    枝が右側になびいている。”






        ”杉林の中の登山道は緩やかで、涼しい。”





        ”やがて固定ロープが付けられた急斜面が現れる。
    この急斜面は標高差120mほど続いていた。”






        ”広葉樹の間の急坂を登る。ストックはザックに収納。
    両手でロープを掴み一歩一歩。”






        ”延々と続く急なロープ場を頑張って登る。”


急斜面からなだらかに変わったところが白木山の頂上だった。


10:07   白木山





        ”白木山の頂上、日が射しているが
    この季節、頂上は樹木が繁って見通しは悪い。”






        ”狭い頂上で全員の写真”


眺望もないので、進路を東に変えて次の高崎山を目指す。白木山から東に延びる尾根はなだらかで ツツジ尾根と呼ばれている。





        ”暫く進むと「恋人峠」という看板があった。
    昔この峠を挟んだ小生瀬と持方に住む恋人がこの峠で逢ったという。”






        ”二段峠まではなだらかな尾根が続く。
    眺望はないが緑の樹林帯を気持ち良く歩く。”


なだらかな尾根をのんびりと下ると二段峠の林道に出た。





        ”二段峠に降り立つ所の急斜面”


この峠から反対側にある高崎山を目指すが入り口がなかなか見つけ難い。






        ”路肩に小さく立てられた高崎山への入り口”


高崎山へははっきりした登山道は付けられてなく、踏跡が僅かにある尾根を進む。






        最近北側斜面の樹木が伐採されて見通しがよくなった。
    振り返ると先程登った白木山全景が見える。”


高崎山は更にこの少し先だが眺望の良いこの伐採地の高台を今日の終点とし、昼食休憩とする。





        ”開けた北東側の景色をパノラマで。八溝山はちょうど白木山の後側にあり見えない。”






        ”北東側の三鈷室山方面”






        ”里美牧場の風車をアップで見る。”







        伐採された切株をイスとしてノンビリと昼食。”


大休憩後、二段峠まで往路を戻る。





        ”二段峠付近から見た持方集落の風景。
    正面奥の中央が男体山”


車道を30分程歩いて出発地に戻った。






        途中の沢沿いにヤマボウシが今を盛りに花が咲いていた。”



12:35   持方駐車場


本日のコース



     ”今日歩いたコースのGPSトラックログ”