茨城 高萩
横根山
2022年3月30日(水)
”横根山の頂上で集合写真。ここは周りを樹木で遮られ眺望は得られない”
[概要]
高萩の、花貫ダムの脇にさくら公園がある。 そこからすぐ上に延びる尾根を登ったところが横根山。 ここのイワウチワ群生は凄い。登り下り尾根の登山道脇にずーっとイワウチワが咲いている。 花は急な尾根に咲くのでそこを頑張って登らなければならない。 横根山の標高は389mと高くはないが、その尾根は一級品である。 今年は春の訪れが遅かったので花はまだ2分咲きくらいだったが、急な尾根に咲くイワウチワは素晴らしかった。
[メンバー] :ハイキング同好会会員13名
[山域&山名]:茨城・高萩 :横根山(389m)
[天候 ] :晴・曇り
[行程 ] :さくら公園駐車場 8:30 - 急登開始 9:00 - 横根山(10:45-10:55) - 沢尻湿原 11:05 - 尾根分岐(昼食)(11:20-12:10) - 下山13:20
平日のいつもより早い時間の集合だが、駐車場の奥側はイワウチワ目当てのハイカーの車で埋まっていて、遅い到着組は少し離れた場所に駐車した。
”出発前に今日のコースなどの説明をする。”
8:30 さくら公園駐車場を出発
”ここには高萩市が管理するさくら公園がある。
残念ながら今年はまだ桜は咲いていない。”
”ダムの脇にトイレがあるので、出発前にそこを借用。
ダムを目の前に見ると迫力がある。”
ハイキングのスタート。このコースは高萩市として公に案内書など出していないが10年ほど前からイワウチワの季節に ハイカーが歩き、登山路が自然に出来ていったようだ。
”さくら公園への道を行くと左に小さく「横根山へ」とある。
今日はそこを登らずに川沿いを回っていく。”
”冊の脇に小さな矢印がありそちらに回り込む。”
”沢沿いの道はよく見ないと踏み跡を見失いそうなワイルドなコースである。”
沢沿いを300mほど歩くとそこから急な尾根に取り付く。いきなり30°を越すような急勾配の尾根が始まる。
”急な尾根を登る。ストックは使わないで手と足 全部を総動員してよじ登る。”
”登山道脇に目当てのイワウチワがちらほらと見え始める。
昨年は3月末に満開だったが、今年は春の訪れが遅くまだ咲き始めたところ。”
”15分ほど登って最初の休憩。汗をかいたので水分補給とウェア調整。”
”イワウチワが少しづつ増えてくる。”
”咲き始めの花をアップで。”
”アスレチックコースもどきの登山道を更に頑張ってひたすら登る。”
”休憩を何回かとりながら登る。
気温も上がりかなり汗もかき、上着を脱ぐ。”
”勾配が緩やかになり、植生も少し変わって峠は近い。”
標高差約200m、殆ど変わることのない急勾配を登ること約80分、なだらかな峠に到着。
”標高380mの峠。ここは下りの尾根との分岐点になっている。
腰を下ろしてゆっくり休憩。”
横根山まではここから少し下り、また登り返して15分ほどの行程である。
”分岐から横根山への登山道脇には今までと異なる植生があり、面白い。
この付近はかなり大きな馬酔木(アセビ)の樹林だ。”
やがて横根山の頂上に到着。この頂上からは周りを樹林と、反射板らしい建造物で遮られて眺望はない。
10:45 横根山
”横根山の頂上標識”
”全員で集合写真”
昼食には少し早いので、先に進む。分岐までの途中に沢尻湿原があるのでそこに立寄る。
”沢尻湿原。小さな湿原だが、ラッキーにもちょうど水芭蕉が咲き始めていた。”
”水芭蕉を離れたところからズームで撮る。ちょーど見頃である。”
”ちょっと朽ちかけた木道を渡り湿原を後にする。”
11:20 分岐(昼食)
登ってきた際の分岐に戻って、ここで昼食とする。ここまで厳しい歩きだったが今日初めての大休憩をする。
”露岩を利用してイスとする。銘々が持参のお弁当と、
コーヒー&スイーツなどでゆっくりと昼食”
十分に休憩したのち、下山する。下山尾根は登りと異なるコースで、こちらの尾根を利用する登山者が多いようだ。
”下りの最初はしっかり踏みあとが出来ているので歩き易い。”
”馬酔木の大きな樹の間の急斜面を頑張って下る。
三点確保で一歩一歩確実に。”
”ダムが見えるところで一休み。”
”樹林越しにダムが見える。”
やがてさくら公園への誘導路に入り、出発地の駐車場へ戻った。
13:20 さくら公園駐車場
”下山して、今日の山歩きの健闘をみんなでたたえ合う。
皆さんの顔には厳しいコースを歩き切った満足感が”
お疲れさまでした。
今回のコース
”今回のGPSのログ” 登り:赤 下り:青