茨城 日立・十王
石尊山
2022年6月22日(水)
”石尊山の頂上付近で全員の写真”
[概要]
石尊山は高鈴県立自然公園に属しその一番北側にある。その位置は十王ダムの南西側である。 今回の登山口はパノラマ公園の直ぐ近くである。石尊山の標高は386m、真夏の暑い時季以外はハイキングに向いている。 登りの途中から東側の街並や太平洋を見渡すことが出来る。今回のコースは林道(車道)は殆ど歩かず、 ダムの南側の尾根を歩き、鉄塔保全路を回り、最後は涼しい沢沿いを下る変化に富んだルートだ。
[メンバー] :ハイキング同好会員12名
[山域&山名]:(茨城)、日立・十王、石尊山(386m)、コースの累積標高差440m、歩行距離5.7km
[天候 ] :曇り
[行程 ] :十王パノラマ公園 8:55 - 44号鉄塔 9:40 - 石尊山 (10:40-11:35) - 下山 13:00
十王ダムの脇にあるパノラマ公園に集合。梅雨の最中で空はどんよりと曇っている。
”駐車場で出発前の談笑。
地元の薄田さんが駆けつけてくれ、皆さんにスイーツを差し入れ。”
”出発前に今日のコースなどを説明”
8:55 パノラマ公園の駐車場を出発
公園から出たところが今日の登り口なのだが、案内看板はないのでよく見ないと見逃してしまう。
”車道脇の踏み跡が今日のコースの入り口。
正式なハイキングコースではなく鉄塔の保全路なので案内板はない。”
”登り始めは檜の植林帯を進む。”
今日は曇り空で気温は低いが梅雨時特有の湿っ気を帯びた空気でかなり蒸し暑い。熱中症に注意しながらの歩きである。
”暫く進むと檜林は終わりナラ等の広葉樹に変わる。
この付近から登山道は真っ直ぐな急登になる。”
”急な登りを一歩一歩ゆっくりと確実に登る。”
登山口から緩急を交えて登りが連続し、標高差約150mを一気に登った。
”急登が終わり標高270m付近の最初のピークで休憩し水分補給
葉が落ちた冬場であれば右側に十王ダムが見下ろせるが今の季節は繁みで遮られ見えない。”
270mから一旦50m程下り、更に少し登ると最初の鉄塔が見えてくる。
”高萩方面から日立方面へ伸びる高圧線の鉄塔”
9:40 鉄塔(14号鉄塔)
”鉄塔の下で景色を眺めながら暫く休憩”
ここからは南の方角に直角に曲がり沢へ降りるのだが、登山道ではないので降り口がなかなか見つからない。
”小さな沢を渡渉する。”
高圧線の下側に設置された保全路を辿って次の鉄塔まで標高差約70mを登る。
”少し登ると後方の景色が開けてくるが、天気が悪く霞んでいる。”
”更に進むと後方に先程の鉄塔が下の方に見える。”
”なだらかな保全路を進むと次の鉄塔(15号鉄塔)に着く。”
更に進みもう一基の鉄塔(14号)を経由して車道に出た。
”林道に出た所で休憩をとる。”
右側にNHKの塔を見て林道を暫く歩くと石尊山の頂上へ出た。頂上は林で囲まれて眺望はなく、 物見やぐらのような荒れた鉄塔があった。
10:40 石尊山
”頂上付近。荒れた鉄塔があった。”
”頂上に設置された三等三角点”
”頂上にてニッコリ”
少し戻ったところの広場で昼食休憩をする。
”広場にシートを敷いてゆっくりと昼食”
”昼食の時のおしゃべりがまた楽しい。”
約50分間、ゆっくりと昼食を楽しみました。恒例のコーヒーと皆さんが持参したスイーツも味わって・・・
”ここは高鈴県立自然公園の一部です。”
”昼食休憩の終わりは全員集合の写真”
ゆっくりと昼食休憩のあとは下山です。途中の沢迄は往路を辿り、そこから沢沿いの道を下ります。
”沢まで下りて、再度渡渉”
”沢沿いの道はちょっと暗いが大変涼しい。”
右側に沢音を聞きながら下っていくとやがて最初に堰があり、さらに行くと幾つかの滝が現れた。「谷道の滝」(やどうの滝) と呼ばれている。
”滝:その1”
”滝:その2”
”滝:その3”
滝を過ぎると細い林道に出て、更に進んで石尊山への林道に合流、民家の脇を歩いて、やがてパノラマ公園に戻って 今日の行程を終了しました。
13:00 パノラマ公園
遠望はきかなかったですが、降らず、照らずでそれ程暑くないハイキングを楽しむことが出来ました。
今回のコース
”今回のGPSのログ” 赤:登り、青:下り