[概要]
奥久慈男体山周辺には多くのハイキングコースがある。
その一部は県北トングトレイルのコースになって最近多くのハイカーが入っている。
今回は目の覚めるような新緑の中を釜沢越ー篭岩山のルートを歩いた。
2020−9に出掛けた篭岩に続いている山である。
5月というのに下界は真夏日の暑さだったが、新緑の山は程よい風があり、最高の初夏ハイキングだった。
[メンバー] :ハイキング同好会会員8名
[山域&山名]:大子町(茨城)
:篭岩山(501m)
[天候 ] :晴れ
篭岩山
[行程] :佐中登山口 9:30 - 釜沢越(10:15 - 10:25) - 篭岩山(11:00 - 12:10) -
登山口 13:20
道の駅(かわプラザ)に一旦集合し、現地登山口へ向かった。
9:30 佐中登山口

”奥久慈パノラマラインの直ぐ脇にある登山口
ここから釜沢越まで一気の登りである。”
今年の春の進みは速い。まだ五月の中旬なのに既に7月頃の雰囲気。おまけに今日、明日は季節外れの暑さだという。
暑さを心配しながらの登りが始まる。

”登り始めて直ぐにナラなどの樹林帯に入り新緑の日陰の中を気持ちよく登る。”
登山口から釜沢越までは約1kmと短いが、杉の植林帯とナラなどの広葉樹林の中の変化のある登山道を緩急織り交ぜながら登って行く。

”杉の樹林帯の中の最初の急登が過ぎれば釜沢越だ。
かなりの急斜面で手も使いながら登る”
10:15 釜沢越

”最近立てられたばかりの案内板。これから歩く篭岩山までは
県北ロングトレイルの一部になっており、最近多くの登山者が入っている。”
水分補給の休憩後は、しばらく沢底に向かってのなだらかな下りに変わり楽々の歩きになる。

”杉の植林帯の裾を巻くように付けられた登山道を進む。
真っすぐ上にのびる杉と緑の広葉樹と斜面のシダの葉が美しい。”

”湯沢峡の源流部の沢を進んでいく。流れる水の量は少ないが
渓谷と杉林と広葉樹が素晴らしい。この付近の紅葉は美しいだろう。”

”沢が終ると今度は次の峠までの急登が始まる。
以前来た時は道がはっきりしていなかったが、今は踏み跡がしっかり付いている。”

”沢底から約100m登ると次の峠に到着。
ここにも県北ロングトレイルの標識があった。位置はCー54 そしてQRコード付きだ。”

”頂上まではあと少し、峠で最後の休憩”
この峠からは植生が一気に変わりナラなどの広葉樹林になった。今は新緑の真っ最中だが、秋の紅葉もさぞかし素晴らしいだろう。

”頂上へ向かう広葉樹の新緑トンネルに思わず歓声をあげる。”

”年季の入った太い幹の間の急斜面を登って行く。”

”あと一息で頂上”
やがて急な登りが終わると、そこが篭岩山の頂上だった。
11:10 篭岩山

”頂上の三等三角点と建てられたばかりの標識
この標識は県北ロングトレイル整備の一環として林野庁が設置した。”

”三角点の前で全員の写真”

”狭い頂上を占有してここで大休憩、昼食としました。”

”頂上の直ぐ先にある見晴らしポイントから
東方面の景色(高鈴-風神山への尾根)”

神峰、高鈴をズームアップ”
約1時間の昼食休憩の後、往路を辿って登山口まで戻ります。

”頂上直下はかなり急な下り。休憩でゆるんだ気持ちを引き締めて慎重に一歩、一歩”

”登りの際も感動したがこの付近の広葉樹林の並木は素晴らしい。
足元を気にしながら、周りの景色を堪能しての下り”

”峠からは急斜面に植えられた杉の樹林帯を下る。登りの際はあまり気付かなかったが
この付近の杉は殆ど枝がなく幹が上まで真っすぐに伸びて良質の建材向きだ。”

”午後の日が射し込み、斜面のシダが美しく光る。”

”急斜面の下りが終わり沢床まで降りて、ヤレヤレ”
釜沢越まで少し登り返して、最後の急坂を降り切れば今日の行程は終わりです。

”登山道脇に咲いていた花々”
13:20 登山口
平日ということもあって、途中1組の登山者と行き会ったのみ。目の覚めるような新緑の中の人気のコース歩きは無事修了しました。
篭岩山のGPSログ

登り、下り 同じ
GPSログのグラフ

"累積標高:380m 延べ距離:3.5km "