[概要]
仏頂山は鶏足山塊の主稜線で笠間市の西北、栃木県との県境にある。その東に今回の登山口である
楞厳寺(りょうごんじ)がある。楞厳寺の創建は1200年代にさかのぼり、山門は室町時代に建てられ
国の重要文化財である。この付近は「片庭ヒメハルゼミ」の発生地として知られている。
仏頂面(ぶっちょうつら)という言葉があるが、今回の山の形はそれとは全く無関係のなだらかな頂上であった。
[メンバー] :ハイキング同好会会員8名
[山域&山名]:笠間市(茨城)
:仏頂山(431m)
[天候 ] :晴れのち曇り
仏頂山
[行程] :登山口(130m) 10:00 - 楞厳寺(10:05 - 10:15) - 仏頂山(11:30 - 12:30) -
登山口 13:25
静神社前に一旦集合し、現地登山口へ向かった。
楞厳寺(りょうごんじ)が今回の登山口である。寺の手前200mの位置にユニークな山門がある。

”楞厳寺の山門。室町時代中期の建てられたもの
国の重要文化財に指定されている。”
10:30 登山口

”楞厳寺の駐車場が今回の登山口である。
ここに車を置いて出発準備。”
駐車場のすぐ左脇から登山道は始まるが、まず最初に楞厳寺を参詣する。寺へ通じる石の階段は周りを大きな広葉樹で囲まれて
暑いこの時季でもヒンヤリと涼しい。

”楞厳寺へ通じる階段の前。
仏頂山への登山道はこの左側から森林へ入っていく。”

”楞厳寺の説明を書いた案内板。
室町時代に笠間氏が創建した臨済宗のお寺である。”

”階段を登りきるとそこに荘厳な楞厳寺があった。”

”お寺の左側に菩薩像が並んでいた。”
楞厳寺の左側の脇道を少し行ったところから登山道と合流し、いよいよ今日の登りが始まる。森林の中の登山道は比較的涼しいが
今日は湿度が高いので歩きはじめるとすぐに汗が出る。

”杉と檜の巨木の中の登山道を行く。 ”

”沢沿いの急な登山道を過ぎると少しなだらかになり広葉樹が主体の明るい森になった。 ”

”時々休憩して水分補給をする。”

”標高300m付近から地形は平たんになる。
広葉樹と檜の林の中の明るい登山道を気持ちよく進む。”

”頂上直下の100mは急な階段の直登だ。”
およそ山歩きをしない人が考えて作ったであろう丸太の階段は大変歩きずらい。階段のピッチと高さが歩幅にマッチしないので疲れること甚だしい。

”片方に付けられた手摺を利用し一歩一歩登っていく。
とても上を眺める余裕はない。ただひたすらに・・・・”
長い階段が終わって平らになったところが仏頂山の頂上であるが、ちょっと先のベンチまで足を延ばす。
11:30 仏頂山

”頂上付近にある案内板。”
周りを樹林で囲まれているので眺望はないが日差しは遮られて比較的涼しいベンチで昼の大休憩とする。

”ピッタリ8人分のスペースがあるベンチテーブルで昼食”

”昼食後全員の集合写真。”

”午後の出発前にポーズ”
たっぷりと休憩し、食事とデザートとコーヒーを楽しんだあとは下山です。

”登りに苦労した長い階段も下りは楽チンで、あっという間に降ります。”

”檜の樹林帯を下る。天気は快晴から段々曇り主体に変わってきた。”
楞厳寺の脇の登山道を降り切れば今日の行程は終わりです。
13:25 登山口
標高差300mの割に長い丸太階段歩きがちょっとくたびれましたが、
平日ということもあって、行き会う登山者もなく、静かなハイキングでした。

”下山後の昼礼をおこない、帰路の安全を願って解散しました。”
仏頂山のGPSログ

青:登り、赤:下り (累積標高360m、延べ距離4.3km)