[概要]
国道293号を西に向かい、茨城県から栃木県に入ったばかりのところに松倉山がある。山頂のすぐ下に
由緒ある観音堂が建っている。創建は大同二年(807年)という、現存のものは1661年にたてられたようだがそれでもかなり古い。
1月に東金砂神社、2月長福山の観音堂、3月西金砂神社お参りし神社、お寺参りが続いているので今年はきっとご利益があるだろう。
今月は久し振りに県外まで遠征してのハイキングでした。
[メンバー] :ハイキング同好会会員11名
[山域&山名]:那須・烏山(栃木)
:松倉山(345m)
[天候 ] :曇のち晴れ
松倉山
[行程] :オオムラサキ公園 9:40 - 参道分岐 10:10 - 松倉山 11:00 - 観音堂(11:20-12:30)
オオムラサキ公園 13:10
物産販売所(かざぐるま)に一旦集合し、車を集約してオオムラサキ公園に向かう。
9:40 オオムラサキ公園
この公園は以前、小学校があった場所のようで、今はグランドゴルフ場らしき広場になっている。
近くにいた方にことわりを入れ、駐車させて貰う。

”駐車場に到着して出発前の準備”
周りの田園風景を見ながら県道を南方に向かって暫く歩く。いずこも同じ過疎の集落、車も人も見当たらない。

”1kmほど歩くと「松倉山自然環境保全地域」の看板がある。”

”松倉山の謂れを記した看板が併設され、ここから田舎道に入る。”
松倉山の山頂付近を眺めながら、田んぼ脇の道を進んで行く。

”のどかな田舎道をのんびりと歩く。”
やがて参道と林道との分岐の看板に出る。登りは参道を向かうことにする。

”参道、林道の分岐の看板。
手入れされていないので夏草が伸び放題である ”

”夏草で覆われた参道を注意深く足許を確かめながら進む。 ”

”杉の大木に導かれながら急な坂を登っていく。 ”

”少し平坦なところに出て、水分補給の休憩
今日は気温と湿度が高いので水分をこまめにとる。”

”杉の大木が連なり、参道の雰囲気がでてきた。”

”つづら折りの急な坂もある。”

”指さす方向に何があるのだろうか?”

”やがて松倉山観音堂の看板があり、急な参道歩きは終了”
ここから松倉山まではもう少し。なだらかになった参道を進む。途中左に観音堂があるが、ここは帰りに寄ることにする。

”広くなった参道を進む。”

”珍しい花があったので写真に撮る。
グーグルで調べたら「ながばジャノヒゲ」だった。”
やがて分かりづらい登り口を経て松倉山へ到着した。
11:00 松倉山
昔は何か建物があったのだろうか。今は整地され、三角点と小さな祠がひっそりと置かれていた。

”頂上の樹に付けられた手製の看板(345m)”

”1等三角点が設置されている。”

”昔からこの地を見守ってきたであろう祠”
この頂上は周りを樹木で囲まれて眺望はない。小休止のあと観音堂にむかう。

”今日一番の難所を注意しながら降りる。”
11:20 観音堂

”創建は807年、現在のものは1661年に建てられた立派な観音堂”

”観音堂の前で全員の集合写真”
ここで大休止をしてゆっくりと昼食とする。暑い日の割には木かげがあり、樹間を抜ける風も涼しい。

”木陰に陣取ってゆっくりと昼食。”
今日は時間に余裕があるのでのんびりと1時間を越すランチタイムでした。恒例のおやつ、コーヒーも楽しみました。

”観音堂の床下の構造を興味深く眺める。
重機も無い時代に巨木を使った構造に感心”

”帰路は舗装されたなだらかなた林道を下りました。”
13:10 オオムラサキ公園(駐車場)
梅雨の合間に、栃木百名山の松倉山をゆっくりと登り、由緒ある観音堂を拝観した6月ハイキングは終了しました。
松倉山のGPSログ

”「GPS計測 累積標高差(約370m) 延べ距離(5.5km)」”